令和納豆youtuberと警察騒動に学ぶ、犯罪(不退去罪や虚偽申告罪)成立について

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令和納豆で警察沙汰

令和納豆で朝飯食べたら警察呼ばれスマホデータの確認と身分証提示を要求されました Part2

本日、あの令和納豆で警察がかけつける騒ぎがありました。

Youtuberの男性が令和納豆で食事をしていたところ、店主が「無断で撮影された」として警察に通報したそうです。

店主のこの主張に対してyoutuberの男性は、事前に許可を取ったと反論。

その様子をネットにアップしたため、現在SNSなどで炎上しています。

実際に逮捕される可能性があるか?

今回、警察は事件として扱わなかったそうですが、実際にyoutuber側の男性が逮捕される可能性はあるのでしょうか?

今回のようなケースでは、不退去罪(刑法130条)の成立が考えられます。

不退去罪(ふたいきょざい)とは、住居や建物などから出ていくように要求を受けたにもかかわらず、そのまま居座った場合に成立する犯罪のことです。

罰則は住居侵入と同じ「三年以下の懲役又は十万円以下の罰金」です。

この犯罪が成立するための要件は、以下の2つです。

1、退去を命じられたこと
2、退去を命じられてから合理的な時間が経過したこと

今回、仮に令和納豆の店主から退去するように言われたにもかかわらず、youtuberの男性が居座った場合には、この犯罪が成立する可能性があります。

過去の事例では、営業中のお店にクレームにきた客が3時間居座ったため不退去罪で逮捕されたケースがあります。

虚偽申告罪が成立するか

今回、Youtuber側の男性は「令和納豆の店主に虚偽申告罪(軽犯罪法)が成立するのではないか」と主張しています。

軽犯罪法第1条
左の各号の1に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
第16項 虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出た者

しかし、SNSでyoutuberの男性が言っているとおり、この犯罪には具体的な被害者がいないため、成立させるかどうは警察の判断によります。

今回のように、警察側が虚偽申告罪は認められないと言っている以上、訴えることは難しいでしょう。

ただ、他人に迷惑をかける目的で警察に通報した場合には、民事上の責任が発生する可能性はあります。

その場合は、不法行為(民法709条)として、精神的苦痛などの損害賠償が認められるケースが考えられます。

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