川14歳少女イジメ凍死事件について、加害生徒や学校・教師がどんな犯罪になるか説明します

ニュースで学ぶ法律知識
スポンサーリンク

 

旭川14歳女子凍死事件 教頭「加害生徒にも未来がある」

「母親が弁護士の同席を学校側に求めたら『弁護士が一緒では話すことができない』と、母親一人で来るように指示を受けました。母親は仕方なく、体調がすぐれない中一人で学校へ行きました。その話し合いの場で、教頭先生から『わいせつ画像の拡散は、校内で起きたことではないので学校としては責任は負えない』『加害生徒にも未来がある』などと突然告げられたそうです。その話を母親から聞かされた爽彩は『どうして先生はイジメたほうの味方にはなって、爽彩の味方にはなってくれないの』と泣いたそうです」

旭川14歳女子凍死 教頭が「加害生徒にも未来がある」と母親に告げる? - ライブドアニュース
「正直何も思ってなかった」自慰行為強要、わいせつ画像拡散のイジメ加害生徒らを直撃【旭川14歳女子凍死】 から続く【写真】この記事の写真を見る(8枚)※本記事では3つの中学校が登場します。X中学校は、廣瀬爽彩

加害生徒の行為は犯罪?

今回、加害生徒が被害者の生徒に対して自慰行為を強要したことについては、刑法223条の強要罪が成立する可能性があります。

強要罪の法定刑は「3年以下の懲役」です。

また、加害生徒が被害者生徒の裸の写真を公開した行為については、

・わいせつ物頒布等罪(刑法第175条)
・児童ポルノ禁止法違反(平成11年法律第52号)
・リベンジポルノ防止法違反(平成26年法律第126号)
・名誉毀損罪(刑法第230条)
・脅迫罪(刑法第222条)

などが成立する可能性があります。

その他にも、いじめの過程で被害者女性に対して暴力行為などがあれば、暴行罪や傷害罪が成立する可能性があります。

加害生徒がいじめで逮捕された場合どうなるか

では、実際に上記の犯罪が認められ、警察によって加害生徒が逮捕された場合どうなるのか説明します。

未成年者の犯した犯罪については、少年法が適用されるため、刑事裁判ではなく「少年審判」という手続きが行われます。

少年審判では、行為の程度によって主に次の4つの処分が下されます。

1,不処分
非行行為といえないと判断された場合、不処分決定が下されます。

2,保護観察処分
飛行行為にあたり、おなじ行為が繰り返される可能性があると判断された場合には、保護観察処分という措置がとられます。
保護観察処分を受けた場合、通常の生活を送ることはできますが、月に数回程度、保護司とよばれる人の指導監督を受けなければなりません。
期間は通常1年ほどです。

3, 少年院送致
日常生活に戻すことができないと判断された場合、少年院に送致されます。
少年院では、犯罪傾向の程度や心身に故障があるかなどを考慮して、更生のための教育を受けることになります。

4,児童自立支援施設送致
少年院に入れるのは12歳以上です。
そのため、12歳未満の場合は、児童自立支援施設へ送致される可能性があります。

学校側(校長や教師)の対応は違法?

いじめ問題の増加を受けて、2013年に「いじめ防止対策推進法」が施行されています。

この法律では、学校でいじめが起きた場合、学校に対して次のような対応をとることを求めています。

●いじめが起きた場合、いじめの事実関係の確認、いじめを受けた被害者生徒と保護者に対する支援、加害生徒に対する指導または保護者に対する助言
●いじめが犯罪行為にあたる場合は所轄警察と連携をとって援助を求めること
●加害児童を別の場所で授業を受けさせたり、出席停止などの措置をとること

さらに、「いじめ防止対策推進法」では、いじめによって被害者生徒の生命や心身等に重大な被害が生じる可能性がある場合、「重大事態」として、上述の基本的措置のほかに次の特別な措置をとることを学校に求めています。

●事実関係を明確にするための調査を行うこと
●調査の結果について、被害児童と保護者に必要な情報を適切に提供すること
●重大事態が発生した旨を地方公共団体の長などに報告し、地方公共団体の長などは必要があれば再調査を行い措置を講ずること

今回の事件で、被害者の生徒が受けたいじめは、明らかに犯罪行為に該当します。

報道によると、学校側がしっかりと事実関係を調査していたか、加害児童に対して適切な指導を行っていたかなど、かなり疑問が残ります。

ただ、この法律では学校側や教師に対する罰則規定がありません。

ですから、この法律に違反したこと自体から、学校や教師を逮捕・起訴することはできません。

民事上の責任追及(損害賠償請求)をすることは可能

いじめは、被害者生徒の権利を侵害する行為であるため、民法709条の不法行為に該当します。

そのため、いじめによって被害を受けた生徒やその家族は、加害生徒やその保護者に対して損害賠償請求をすることが可能です。

また、学校側もいじめの事実を知りながら、適切な対応を怠った場合や、それを隠ぺいしようとした場合には、国家賠償請求などの民事上の責任を追及することが可能です。

旭川14歳女子いじめ事件に対するネットの反応

 

診断書持って弁護士連れてもこんな態度ならもう直警察しかないわな

学校名調べりゃすぐ出るけどY中学と担任無能過ぎない?時間外労働だけどそれ保護者に言う??

あと加害者の親も頭おかしい
特にC男の親

校長「いじめは無かった。自殺の直接的原因でない」
教頭「加害者の未来を守る」
担任「彼氏とデートするから後にして」
加害者「私たち悪くなくね?それな」

旭川って怖いとこなんやな。仕事でもプライベートでも友人関係でも絶対関わらないようにしよ。

旭川の性的虐待いじめ死…残酷すぎて記事を読むのがつらい。
当時の担任の他人事感覚や葬儀に一人も来ない中学校関係者、憔悴しきった母親が弁護士の同席を求めた途端、教員が席を外す学校の態度、まったく罪の意識ない加害生徒と親ら…誰も罪に問われてない。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました